嫌なことがあった日に即実践したい入浴法4つ!自分磨きで前向きに

    「何度も何度も傷つけられたら、相手を紙やすりだと思えばいい。
    多少、擦り傷は受けれど、自分はピカピカになり、相手は使い物にならなくなる。」
    クリス・コルファー/アメリカの俳優・作家

    毎日仕事をしていれば嫌なことやイライラすることもありますよね。楽しいばかりではないのが、仕事の醍醐味。複雑な人間関係のなかでは、ときに周囲の人から傷つけられることもあるのかもしれません。

    こんなときには、入浴の仕方に工夫をして、心と身体をリフレッシュさせてみませんか? 自宅で今日すぐに実践できる、心の傷を回復させてくれる入浴方法を紹介します。ゆったりと心と身体を癒やしながら、クリス・コルファーの名言に浸ってみてください。

    ■ぬるめのお湯にゆっくりとつかってみよう

    心の疲れを癒やしたいときのお風呂は、ぬるめの温度に設定するのがオススメです。熱いお湯よりもゆっくりとつかることができますし、副交感神経を刺激するため、心と身体をリラックスした状態へと導いてくれます。

    オススメの温度は、37~41℃です。冬場には「少し寒いな……」と感じることもあるかもしれませんが、事前にお風呂場や脱衣所を温めておくことで、ひんやり感を防げるでしょう。脱衣所にはエアコンやヒーターを設置し、お風呂場はあらかじめ床や壁に熱いシャワーをかけておくのがオススメです。身体への負担も軽減できます。

    心の疲れをとるのに適した入浴時間は、約20分程度です。お風呂の中では、できるだけ身体の力を抜いて、お湯に身体を任せてみてくださいね。浮遊感を楽しむことで、疲れや不安から解放されるような気分を味わえるでしょう。筋肉の疲れも、優しく癒やすことができます。

    とはいえ、長時間お湯につかるのが苦手……という方もいるでしょう。こんなタイプの方にオススメなのが、

    ・半身浴
    ・出たり入ったりを何度か繰り返す

    といった方法です。身体への負担が少なく、またリフレッシュ効果も高まるでしょう。

    ぬるめのお湯にゆっくりとつかることで、催眠作用や胃腸の働きを高めることもわかっています。心が疲れてしまったときには、「食欲が減退してしまう」「寝つきが悪くなってしまう……」といったお悩みを抱える方も少なくありません。

    入浴習慣を上手に使って、睡眠や食事もサポートしてあげましょう。生活サイクル全体を整え、心の負担を和らげることができるのではないでしょうか。

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    ■アロマオイル・入浴剤で香りを楽しもう

    心を元気にするための入浴では、お気に入りの香りを取り入れてみるのもオススメの方法です。入浴中に香りを楽しむ方法としては、アロマオイルや入浴剤などがあります。

    それぞれの活用方法やオススメの種類について解説していきます。

    ★アロマオイルの使い方とオススメの種類

    アロマオイルを使ったアロマテラピーは、古い時代から人間の生活を支えてきました。さまざまな精油がありますが、100%天然のオイル(エッセンシャルオイル)を選択するのがオススメです。

    アロマオイルを入浴グッズとして使う方法は、いたって簡単。お気に入りのアロマオイルを、湯船に直接垂らしましょう。最初はごく少量からスタートして、5滴ほどまでの間で、好みの強さを選択します。オイルを垂らすだけだと、お湯と混ざらない可能性も。オイルを垂らしたあとに、湯船全体をしっかりとかき混ぜることで、香りも立ちますしお湯としっかり馴染んでくれます。

    不安な気持ちを和らげてくれるエッセンシャルオイルとしては、

    ・ベルガモット
    ・ラベンダー
    ・マンダリン
    ・シダーウッド
    ・ネロリ
    ・ローズオットー
    ・ゼラニウム
    ・クラリセージ

    などが挙げられます。好みの香りを見つけて、自宅のお風呂でゆったりと楽しんでみてください。

    お湯に溶けにくいことが気になる場合には、アロマオイルを染み込ませて作ったバスソルトを活用するのもオススメです。バスソルトを使えば、身体をポカポカと温めてくれる作用も期待できそうですね。

    ★入浴剤の使い方とオススメの種類

    入浴剤は、毎日のお風呂を手軽に変身させてくれる、魅力的なアイテムです。心が沈んだときにほど、ぜひお風呂を特別な場所へと変身させてみてください。

    入浴剤の使い方はいたって簡単で、基本的にはお風呂のお湯に溶かして入ればOKです。泡タイプやゼリータイプなど、入浴剤の種類によっては使い方が異なるケースもありますが、このような場合にはパッケージに記載された使い方の通りに使用してみてください。

    不安な気持ちが大きいときには、香りや色にこだわるのがオススメです。自分にとって、リラックスできる香りを選んでみてはいかがでしょうか。思い当たる香りがないときには、「ひのき」などの自然の香りを選択すると、間違いがありません。

    色については、

    ・青色
    ・緑色
    ・ピンク色

    の入浴剤を選択するのがオススメです。情緒を安定させ、心を落ち着かせてくれると言われています。入浴剤は、わずか数百円からでも購入可能で、非常に手軽なリフレッシュアイテムです。心が落ち込んでいるときほど、ぜひ導入してみてください。

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    ■アロマキャンドルで雰囲気アップ!

    普段から入浴剤やアロマでお風呂の雰囲気を楽しんでいる場合、いつもと同じことをしても、心と身体のリフレッシュにつながらない可能性も。こんなときには、ぜひ浴室全体の雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか。照明に工夫を凝らすことで、気持ちもがらりと変えてくれます。

    照明を消して入浴するのもオススメですが、より雰囲気を高めたいときには、アロマキャンドルを活用してみてはいかがでしょうか。暗い空間の中で、ほのかに揺れる炎を見つめながら入浴することで、心も身体もリラックスできます。

    心が傷ついているとき、身体が疲れているときには、脳を空っぽにして何も考えない時間を作ることも大切です。アロマキャンドル+お風呂の組み合わせで、最高の癒し空間を作ってみてください。

    アロマキャンドルを使えば、もちろん香りによる癒しパワーも得られるでしょう。

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    ■お気に入りグッズで、自分をピカピカに磨き上げてみる!

    何か嫌なことがあって、心が落ち込んでしまったときほど、自分自身に手をかけてあげるのもオススメの方法です。大切な自分をいたわるような気持ちで、普段よりも髪や肌のケアを頑張ってみてください。

    「今日は元気になりたい!」というときには、ぜひ特別なシャンプー・トリートメント・ボディソープを用意してみてください。使用感が良いもの、香りを楽しめるもの、ケア成分が豊富に配合されているものなど、お気に入りであれば、なんでもOKです。これらを使って、徹底的に自分を磨き上げていきましょう。

    普段よりも入浴に時間はかかりますが、セルフケアに没頭することができれば、気分転換にもつながるはずです。より魅力的な自分へと変身するために、ぜひ手間と時間を惜しまず投入してみてください。

    嫌なことがあったときには、どこかモヤモヤする気分を、いつまでも引きずってしまう……なんて方も多いのではないでしょうか。髪や肌のケアに集中することで、いったん気持ちをリセットしましょう。ゼロから再度考えてみることで、モヤモヤではなく、より前向きな気持ちも湧いてくるのではないでしょうか。

    お風呂の時間は、自分一人で自分自身と向き合える特別な時間です。温かいお湯に浸かっていると、身体の疲れを癒やしながら、自分の本音を引き出すことができるでしょう。モヤモヤした気分を抱えたままでは、気持ちを切り替えるのは難しくなってしまいます。入浴方法に工夫したり効果的なグッズを取り入れたりすることで、お風呂タイムをリフレッシュタイムとして活用してみてください。

    落ち込んだ気持ちでお風呂に入るときには、自分を優しくケアしながら、クリス・コルファーの名言を思い返してみて。受けた擦り傷をケアしながら、どんどんピカピカに磨かれていく様子をイメージしてみてくださいね。嫌な経験も決して無駄にはならないこと、考え方一つで自分自身を成長させるための糧になってくれるということを、実感できることでしょう。