世界的に有名な発明家として、数々の世に残る発明を手掛けてきたエジソン。そんなエジソンの発明品は、今では私たちの暮らしにすっかり溶け込んでいるものばかりです。
「努力の人」とも呼ばれたエジソンの残した多くの言葉は、2世紀を経た今の時代にも全く色あせていません。 今回は、エジソンの残した数々の名言から人生の指針になるものをセレクトしてご紹介します。
名言の背景としてのエジソンの生い立ちと功績
数多くの発明により「発明王」とも呼ばれたエジソン。 蓄音器や白熱電球、活動写真などはエジソンによって生まれています。
そしてエジソンの残した数々の「名言」からは、ユニークな発想と、好奇心や探求心などのエジソンの人となりが、人々を鼓舞する愛の光となって溢れています。
発明の天才であったエジソンの類まれな能力は、幼少期の経験も大きく影響しています。
また、青年期以降の数々の発明と多岐に渡る就業経験は、1300にも上る独創的な発明品を生み出すきっかけにもなりました。
それでは、エジソンの名言を紐解く上で、まず発明家であり起業家でもあった彼は、一体どのような人物だったのか、その生い立ちと功績を詳しく見てまいりしましょう。
幼少期のエジソン ・・様々な疑問を連発
1847年2月11日、トーマス・アルバ・エジソンは、アメリカオハイオ州 マイランで、オランダ系の父とスコットランド系の母の間に7人兄弟の末っ子として生まれました。
「アル」という愛称で呼ばれていたトーマスは、 少年時代からとても知りたがり屋で、 好奇心が旺盛。何でも知らないと気が済まない少年でした。
小学校に入学すると、「なぜ?」「どうして?」を連発します。たとえば算数の授業の簡単な計算式を鵜呑みにできなかったようです。
何故だと疑問の言葉を連発するエジソンに学校の先生はお手上げ状態で、 「他の生徒たちの迷惑になる」と言われて、わずか3か月で退学してしまいます。
・・発明王になるきっかけ
その後、エジソンは自宅で母親と学習することになり、自宅の地下室に化学薬品を揃えた実験室を作ってもらいます。
エジソンの好奇心は化学実験に没頭することにとどまりませんでした。自ら新聞を作って売ったり、様々な知識を高めていきました。
15歳のころ仕事をしながら発明を続けていたエジソンは、駅でひかれそうになった子どもを助けます。
子どもの親だった駅長はお礼として、エジソンに電信に関する技術を教えます。エジソンが将来技術者となるきっかけだったと言われています。
・・蓄音機、白熱電球などを発明
エジソンの最初の発明は、カナダで電気技師であった頃です。夜間1時間おきに問題がなければ信号を送るという単調な仕事に嫌気がさし、時計を利用して自動的に電信機が信号を送るシステムを発明しました。
1868年にエジソンは電気投票記録機を発明し、初めて特許を取得しましたが、全く採用されませんでした(※エピソードで紹介)。この苦い経験は、その後の発明に取り組むにあたって、「人々の求めるモノ」をつくるきっかけとなりました。
1877年に蓄音機の実用化を成功させ、その後 メンロパーク研究所を設立し、類まれな発明家達と次々と発明品を商品化します 。研究室を設立で発明集団を組織したのです。
蓄音機に続いて 電話、電気鉄道、電灯照明、 鉱石分離装置など様々なものを発明して世に送り、マネジメント面でも才能を発揮します。
研究所に所属していたエジソンの部下も発明家として開花し、たとえば動画撮影機の生みの親であるウィリアム・ディックソンなどが所属していました。
そして・・晩年は死者との交信について研究
高齢となったエジソンは経営者としては引退しますが、研究を続けていました。晩年の研究テーマは死者との交信、つまり霊界との通信機を発明することでした。
1914年12月に研究所が火事の被害に遭うのですが、それでもエジソンはあきらめることはありませんでした。そして1931年10月18日、84歳でこの世を去ります。
このように、エジソンの様々な経験と努力が、のちに独自な発想の発明品の原点となっていて、エジソン独自の世界観ともなっていると言えるでしょう。
エジソンの名言セレクト①~⑩
努力の人であったエジソンは、実に多くの名言を残しました。今回はエジソンの残した名言の中から、10の名言をご紹介します。
エジソンの世界観から、あなたの人生を成功へと導くためのヒントとしていただければ幸いです。 こちらでご紹介する日本語の文は筆者が翻訳しているので、他の出典とは若干訳文が異なるかもしれませんが、ご了承ください。
エジソンの名言① 天才の条件
⭐Genius is one percent inspiration and ninety-nine percent perspiration.
⭐天才とは1%のひらめきと99%の努力である。
直訳すると99%の「汗」なのですが、「汗を流して努力する」という意味です。「努力なくして、成功はない」というエジソンの信念が伝わってきます。
努力に努力を重ねることで、ひらめきやインスピレーションも質の高いものとなります。また努力にスポットが当たっている名言のように思えますが、1%のひらめきを得ることが極めて大切です(※参考・後のエピソード欄で言及)
エジソンの名言➁ 自分自身に仰天する!?
⭐If we did all the things we are capable of doing, we would literally astound ourselves.
⭐もし私たちが自分にできることを全て実行すれば、自分自身を文字通り仰天させることになるだろう。
考えてみれば、自分にできることは、大小合わせれば数多くあるものです。
しかし、小さいことは意味がないことのように思え、それが簡単にできるのに、実行しないでそのままになってしまうことが多いものです。
また、大きなことは、いつかはトライしようと思ってはいるけれども、その「いつか」が訪れることなく、チャレンジしないまま時は過ぎ去ってゆきます。
どちらにしても可能であるのに実行しないものが数多く残ってしまいます。それが平凡な人の人生となるのでしょう。
思っても実行しないで成功する人はいません。可能性のあるものをすべて実行する良きクセ・習慣から、人生や発明の勝利は生まれてくるでしょう。
エジソンの名言③ 落伍者の定義
⭐Show me a thoroughly satisfied man and I will show you failure.
⭐完全に満足しきった人がいたら、それは落伍者だ。
慢心は堕落への道。また現状満足して上を目指さない人も「落伍者」と同意語です。
数々の成功を収めたにもかかわらず、次々とさらなる発明を続けられたエジソンの原動力は、深くて飽くなき探究心にありました。
エジソンは探求すればするほど、その奥には広大な世界があることを知ったのでしょう。
向上心と向学心の持続は、偉人の共通項であり、私たちのお手本とすべきものです。
エジソンの名言④ 失敗の効用
⭐Never get discouraged if you fail. Learn from it. Keep trying.
⭐失敗したからと言って決して失望してはいけない。そこから学び、チャレンジし続けるのだ。
失敗を経験すると、そのまま諦めてしまいがちですが、エジソンは違いました。
失敗から学びチャレンジし続けられたからこそ、他の人にはできなかった数々の発明で、世界を変えられるほどの偉業を成し遂げることができたのでしょう。
「失敗は成功の元」です。失敗をバネに幾度もチャレンジを続けましょう。
エジソンの名言⑤ 私たちの弱点は
⭐Our greatest weakness lies in giving up. The most certain way to succeed is always to try just one more time.
⭐私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するために最も確実な方法は、常にもう1度だけ試してみることだ。
チャレンジしてもなかなかうまくいかないと、「こんなことをしても意味のないことじゃないのか。」とか、「自分にはもともと才能がないのじゃないのか」と、自己限定しがちになります。
でも、もしそこに1%ほどの可能性を見いだせるなら、あるいは、自分のすることが世のなかのためになると思うことならば、「常にもう1度だけ試してみる」ことです。
諦める前に「エジソンを思い出して、本当にやれるだけとことんやったのか」を問うてみましょう。
エジソンの名言⑥ 英語・日本語 発明の基本
⭐I find out what the world needs. Then, I go ahead and invent it.
⭐まず世界が必要としているものを見つけ出す。それから先へ進んでそれを発明するのだ。
初めての特許で大失敗したエジソン(※エピソードで紹介)は、それ以降は、発明の同期をガラリと変えました。つまり、自分のための発明ではなく、人のための発明へと変化させたのです。
自己満足のためではなく、人々の幸福のために仕事をすること、そこから本当の意味でのサクセスストーリーが始まります。
エジソンの名言⑦ 改良の大切さ
⭐Just because something doesn’t do what you planned it to do doesn’t mean it’s useless.
⭐何かががうまく機能しないからといって、それを無駄なものだと決めつけてはいけない。
エジソンは発明品がうまく機能しなくても、改良を重ねて最終的に商品化にこぎつけることができました。何かがうまくいかないことと、本当に無駄なこととは違います。
仕事でも同じで、創意工夫が大事なのです。そして違う視点はないかと考えてみることです。やり方を変えてみたり試行錯誤を重ねることにより、新たな道が見えてきます。
エジソンの名言⑧ 失望と別れる
⭐I am not discouraged, because every wrong attempt discarded is another step forward.
⭐私は決して失望しない。なぜなら、どんな失敗も新たな一歩となるからだ。
失敗しなければ、どこが問題なのかにも気づくことはできません。失敗するたびに、失望していては前進することができません。
失敗が失望に負けてしまいそうになった時、「自分はどのような成功をしたいのか。何のために成功したいのか」を、再度チェックしてみましょう。
そしてもしそれが、自分ためだけではなくて、世のなかを良くする方向のものならば、今一度立ち上がり、希望の光を燈すべきです。
失望を打ち破るのは希望です。
失敗をして落ち込み、すぐに立ち上がれそうにない時には、エジソンの名言を思い出してみましょう。
名言の奥に、エジソンの励ましの暖かなまなざしを感じるでしょう。そして再び心のなかに希望の光を燈して立ち上がりましょう。
エジソンの名言⑨英語・日本語 人生が終わりだと思っている人へ
⭐Many of life’s failures are people who did not realize how close they were to success when they gave up.
⭐人生に失敗した人の多くは、諦めたときにどれほど自分が成功に近づいていたか気づかなかった人たちだ。
人生の失敗とは、実は成功のすぐ近くまで来ていたのに気づかないで、オールオアナッシングの目ですべてがダメだと思って、成功を諦めてしまうことだと教えていただきました。
諦める前に、もう一度、人生を見直してみましょう。人生の道端にあなたの撒いてきた花の種が芽吹いてきているのではないでしょうか。
その小さな芽吹きを発見できないで、勝手に自分を敗北者のように決めつけているのでないでしょうか。
人生の失敗は、粘り強さが欠けていることだけかもしれません。もう一度立ち上がり、道を歩んで行きましょう。
エジソンの名言⑩ 不満の捉え方
⭐Discontent is the first necessity of progress.
⭐不満というものは進歩のために最も必要なことだ。
エジソンの言う不満とは、「現状不便であって、こんなことがあった方がいいのではないかというもの」「改善する方が望ましいもの」などを指しているのでしょう。そのような不満の発見は、発明の種となります。
正当な不満がなければ、発展はあり得ません。不満があるからこそ、よりよい道を模索できるのです。
これに比べて、一般的な言葉としての不満には進歩がありません。不満ばかり言って、人のせいや環境のせいにする。そして人生や仕事を進めないのは、全く進歩をもたらさない考え方です。
エジソン名言からのピックアップー「失敗を成功に変える秘宝」
発明王エジソンは歴史的偉人として知られており、その生涯に約1,300もの発明と技術革新を実行した人物です。
しかしエジソンは単なる天才ではなく、苦労を乗り越えた努力家でもありました。発明家として歴史に名を残したエジソンも、幾度も失敗を経験しています。
失敗を恐れてしまう時にエジソンの格言や言葉を思い出すと、前に踏み出す勇気が出るでしょう。
それでは、エジソンの名言のなかから、さらにピックアップとして、「失敗を成功に変える秘宝」をお送りします。
エジソンの名言⑪ 失敗からの出発
⭐I have never failed. I just found 10,000 ways that didn't work.
⭐私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
数々の発明で世間に影響を与えたエジソンも最初は失敗の連続でした。しかし、失敗をテコにして立ち上がっていく勇者でもありました。
エジソンの名言⑫ 失敗は勉強
⭐Many of life's failures are people who did not realize how close they were to success when they gave up.
⭐失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ。
失敗から教訓を学ぶことで、失敗が勉強になります。
エジソンの名言⑬ 成功するための2ポイント
⭐Isn’t it because the case that that is considered, the case that an effort is made and these two aren’t done when there was a person who doesn’t succeed?
⭐成功しない人がいたとしたら、それは考えることと、努力すること、この二つをやらないからではないだろうか。
考えることは進歩のためのエネルギーであり、努力することはそのエネルギーで道を進むことでもあります。
成功への道に入る非常に大切な2点を教えていただきました。
エジソンの名言⑭ 勝負の時
⭐Nearly every person who develops an idea works at it up to the point where it looks impossible, and then gets discouraged. That’s not the place to become discouraged.
⭐ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。勝負はそこからだというのに。
「もうこれ以上無理だと思うことがあったら、もう一歩進めることにする」というような心の指針を立てておきましょう。心を決定することです。
成功者の共通項を、端的な言葉で示していただきました。
エジソンの名言⑮ 困難の功徳とは
⭐The trouble is the door to discover the next new world.
⭐困るということは、次の新しい世界を発見する扉である。
「困難の中にこそチャンスがある」。それも心の指針にしておきましょう。
エジソンの名言⑯ 人の批判の解釈
⭐Don't be afraid to be criticized by others. It serves as fertilizer for growth.
⭐人から批判されることを恐れてはならない。それは成長の肥やしとなる。
反対に考えると、他人からの批判がまったくない状況には刺激がなく、周囲の環境に単に同調追従しているだけかもしれません。
また、批判やクレームのなかに、新しい発見やニーズがあります。
エジソンの名言⑰ 不満の捉え方
⭐Work unwaveringly. This is the best way to change your mind.
⭐一心不乱に働くこと。これが気分転換には最高なんだよ。
一心不乱に働くなかに魂の喜びを感じ取って欲しいとの願いも込められています。
また、困難な時や、嫌なことがあつた時も、一心不乱に働いたり、勉強したりすることで、気分が楽になることがあります。
エジソンの名言⑱ より良い方法を
⭐There is always a better way.
⭐より良い方法は、常に存在している。
現在の自分自身や常識に縛られて、これよりも良い方法はないと決めつけてはいけません。
発想や考え方の枠組みを変えてみることで、より良い方法を発見できるでしょう。
エジソンの名言⑲ ハンディ―キャップの捉え方
⭐I had a bad ear.That is why I was able to invent the gramophone.
⭐私は耳が悪かった。 だから、蓄音機を発明できたのです。
実はエジソンは耳に問題があったのですが、ハンディキャップを逆手にエネルギーに変えて発明を成功させたのでした。
エジソンの名言⑳ 発明に必要なもの
⭐Inventing requires abundant imagination and a pile of garbage.
⭐発明するためには、豊かな想像力とゴミの山が必要だ。
ゴミの山とは、発明への努力の過程で出てくる勲章のようなものです。
エジソンの名言21 最初のひらめきの大切さ
⭐If there is no good initial inspiration, it’s useless even if much effort.But people that effort alone, not only are wasting energy.
⭐最初のひらめきが良くなければ、いくら努力してもダメだ。ただ努力だけという人は、エネルギーを無駄にしているにすぎない。
最初のひらめきとは、人間心に根付いたものではなく、神からいただいた課題のようなものかもしれません。
エジソンの名言22 他の発明家との違い
⭐The weak point of the other inventors is to stop by an experiment of just one or two.I never give up until I get something one purchases.
⭐他の発明家の弱点は、ほんの一つか二つの実験でやめてしまうことだ。わたしは自分が求めるものを手に入れるまで決してあきらめない。
その違いは「志」の違いでもあります。エジソンの自分が求めるものの「志」や「夢」の高さが、諦めない気持ちを強固なものにしたのでしょう。
失敗をプラスに変えよう!
発明王と呼ばれたエジソンも1回や2回の実験で成功を収めたわけではなく、その過程で起きた失敗をポジティブにとらえていました。
エジソンが残した言葉やエピソードをチェックすると、どんな天才であっても必ず失敗を経験していることがわかるでしょう。
失敗を恐れて何もしないよりも、自らの成長のために勇気を出して進むことが重要なのです。
エジソンのように小学校を追い出されるまで疑問を言葉にする必要はなくても、物事を上辺だけで分かった気にならず、物事の本質をよく考えてみることが必要です。
エジソンの有名なエピソード
天才であり努力家であったエジソンについて、有名なエピソードを紹介します。
・・エジソンの死に対して全米が電気を消して追悼した
エジソンは白熱電球、つまり電気で点く電球の発明者です。
彼の死がアメリカで催され、世界各国から多くの人々が集まりました。1931年10月21日全米ではエジソンの死を弔うために、22時から1分間電灯が消されたのでした。
エジソンによって電気が広まる前の夜が再現されたのです。
・・柔軟な思考の持ち主
助手が電球の容積を算出しようと、複雑な計算を行っていた時でした。エジソンはそんな助手を見て、私なら電球に水を入れて容積を量ると言ったのです。
エジソンは「常識の枠にとらわれない柔軟な思考」を武器にしていました。
・・間違った名言が広まっている?
実はエジソンは「1パーセントのひらめきと99パーセントの努力が重要だとは言ってはいない」というのです。
エジソンは世間が勝手に自分自身のエピソードを美談にしていることを残念に思い、ある会見で間違った名言について否定しました。
99パーセントの努力がとても大切であるが、1パーセントのひらめきがなければ99パーセントの努力が無駄になってしまう、と言いたかったようです。
ひらめきは天上から降りてきます。エジソンは天上に存在する「神を中心」にしたかったのでしょう。真実のひらめきは人間心で考えられるものではないということを、エジソンは深く知っていて、ひらめきやインスピレーションをとても大切にしていました。
しかし、素晴らしいひらめきを得るためには、99%の努力が必要です。そのような心の磁場のなかに、良きアイデアは降りてきます。 そしてまた努力しながらひらめきを得てゆく。それが膨大な数の発明となつたのです。
エジソンの最大の特徴は心霊家としての側面
エンジニア、発明家、実業家としても優れていたエジソンは、「努力の人であった」ということが、これらの名言よりうかがい知れます。
しかし、努力の人であるとともに、「心霊家」としての側面があったことが、偉人・エジソンの最大の特徴でしょう。
「99%の努力と1%のひらめき」、そのひらめきの源泉は天上世界にありました。エジソンが晩年「霊界との通信機」を発明しようとしたのは、単なる思い付きではないでしょう。
全生涯かけて努力を積み重ねて、世界的な発明を成し遂げてきた結果、エジソンがたどり着いたのは、この世の向こうにあの世の世界があり、そこにはアイデアの宝庫がある、ということの「確信」ではないでしょうか。
科学の世界が晩年には神秘世界とリンクし、その実体験から人生を最高度に輝かせる秘訣が説かれたエジソンの名言を、深く心に留めておいて人生の指針にしたいものです。