サンテグジュペリは世界的に有名なフランスの作家です。 日本では『星の王子さま』という作品が非常に有名で、文学者としての彼はよく知られています。
誰もが子供の頃に星の王子さまを読んだことがあるのではないでしょうか?
サンテグジュペリは文学者であると同時に飛行士でもあり、 パイロットとして世界中を通り飛び回り、多くの文化に触れました。
非常に細やかで、独特の世界観があり、数々の名言を残したサンテグジュペリ。作品だけでなく家族や友人への書簡からも、その世界観は読み取れます。
戦時中、敵国軍の中にはサンテグジュペリの作品の愛読者もいて、彼の部隊との戦いを拒んだというほどの影響力があったというその作品の魅力は、時代を超えても尚健在です。
サンテグジュペリは作品以外の部分でも多くの名言や格言を残しています。今回は、現代人の心にも染み入るその名言に込められたメッセージとは何か。サンテグジュペリの生涯やエピソードも踏まえてを紹介します。
- 数多くの名言を残したサンテグジュペリの生い立ちと功績
- サンテグジュペリの名言集①~⑰
- サンテグジュペリの名言①(心しか見えない)
- サンテグジュペリの名言➁(愛に時間をかける)
- サンテグジュペリの名言③(責任を持つとは)
- サンテグジュペリの名言④(愛することは) 結婚式のスピーチなどでよく使われる格言
- サンテグジュペリの名言⑤ (本当の教えについて)
- サンテグジュペリの名言⑥ (人生と夢の関係)
- サンテグジュペリの名言⑦ (夢のかなえ方)
- サンテグジュペリの名言⑧ (言葉の使い方)
- サンテグジュペリの名言⑨ (人生の解決法)
- サンテグジュペリの名言⑩ (見返りのない愛を)
- サンテグジュペリの名言⑪ (幸福とは)
- サンテグジュペリの名言⑫ (目標に計画はあるか)
- サンテグジュペリの名言⑬ (地球の歴史について)
- サンテグジュペリの名言⑭ (真実の愛は無限)
- サンテグジュペリの名言⑮ (未来の運命について)
- サンテグジュペリの名言⑯
- サンテグジュペリの名言⑰
- サンテグジュペリを象徴するエピソード
- 辛い時、落ち込んだ時、そっと優しく支えてくれる愛の名言に感謝!
数多くの名言を残したサンテグジュペリの生い立ちと功績
サンテグジュペリの本名はアントワーヌ・マリー・ジャン=バティスト・ロジェ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine Jean-Baptiste Marie Roger de Saint-Exupéry)で、日本でもアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの通称名で知られています。
パイロットしての仕事を天職とし、危険を顧みず常に前線での勤務を希望し、何度も死からの生還を果たしました。サンテグジュペリの人生は常に生と死がとなり合わせでした。
それではまず、サンテグジュペリの生い立ちと功績を見ていきましょう。
幼少期のサンテグジュペリ
1900年6月29日、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリはフランスのリヨンの貴族の家庭に生まれました。
4人の兄弟に囲まれ、アントワーヌは幸せな幼少期を過ごすのですが、父の41歳の若さでの急逝により、母アンドレ・マリー・ルイーズ・ボワイエ・ド・フォンスコロンブ(Andrée Marie Louise Boyer de Fonscolombe)との関係性は変わります。
5人の子供の中でも、特にアントワーヌを愛していた母は、夫の死によって開いた心の穴を埋めるように、息子の教育にのめり込んでいきました。 このとき母から受けた教育は、その後のサンテグジュペリの人生に大きな影響を与えました。
パイロットとしてのサンテグジュペリ
文学者としてのサンテグジュペリは日本でも有名ですが、当初はまったく違う人生を送っています。
21歳になった時、飛行隊に入隊し飛行免許を取得、その後2年ほどはこの飛行隊で働きます。
ですが飛行機事故を起こしてしまい、飛行隊は除隊となります。その後は郵便飛行のパイロットとして働くようになり、飛行場長になるなど順調に出世していきます。
・・執筆活動との二足のわらじ
この頃から執筆活動も始めるようになり、 1926年にデビュー作「飛行士」(原題Aviateur)を出版してから、 1929年 「(邦題)南方郵便機」(原題Courrier Sud) という飛行機に関する本を出版します。
執筆に関しても当初は文学作品というよりは、航空分野の作品が多かったのです。
1931年には 、「夜間飛行」(原題:Vol de nuit) という本を出版し、フェミナ賞という賞も受賞。 サンテグジュペリは次々に飛行士としての経験を活かした執筆を続けます。
作家としても注目を集めたわけですが、それでもパイロットは辞めず、作家とパイロットの二足のわらじで活動を続けます。
どちらの夢も諦めない、サンテグジュペリらしい生き方と言えるでしょう。その後も本の出版を続け、1939年には人間の土地という作品でアカデミー小説大賞も受賞します。
1935年サハラ砂漠に不時着し、絶望視されていたものの無事に生還するなど、類まれな生命力と強運の持ち主でした。この時の体験は、後の「星の王子さま」(原題Le Petit Prince)に活かされています。
兵役で陸軍飛行連隊所属したサンテグジュペリは、その後も民間航空機と郵便輸送・試験飛行・偵察飛行などのパイロットとして常に最前線で働きます。
有名な星の王子さまを出版したのは1943年で、第二次世界大戦の最中ということになります。
ジャーナリストとしての執筆活動では飽き足らず筆を取り続けるのですが、時代は戦時下。アメリカに亡命したものの、母国への愛のためフランス解放空軍に志願し、1943年には偵察飛行部隊に入隊し、偵察機での偵察任務も行っています。
あれだけ素晴らしい本を出版しながら、そのかたわらでは戦争にも従事していたというのは意外な事実かもしれません。
ミステリアスな死
作家としてもパイロットとしても順風満帆な人生を送っていたサンテグジュペリですが、1944年、任務でフランスのローヌザルプ地方に偵察に向かう途中、飛行機と共に地中海上空で消息を絶ちます。
ところがこのことについて、後に偵察機らしいものが見つかったり、相手国の兵士の発言があったりするのですが(後半でエピソードとして紹介)、本当は謎のままに「ミステリアスな死」として後世に呼ばれるようになります。
もしかしたら、『星の王子様』のように、宇宙の何処か、バラの花の咲く星に帰っていったのかもしれませんね。
一般的にはこれがサンテグジュペリの最後だとされ、44歳でこの世を去ったことになっています。
そんなサンテグジュペリの功績を称えるため、ユーロ導入前のフランスでは、50フラン紙幣の肖像ともなっていました。
また、かつて「リヨン・サトラス空港」と呼ばれていたサンテグジュペリの出身地であるリヨンの空港は、有能な飛行士であったサンテグジュペリにちなんで、現在は「リヨン・サン=テグジュペリ国際空港」と呼ばれています。
さらに、日本ではあまり知られていませんが、サンテグジュペリは発明家や数学者としての知見があり、様々な功績を残しています。
サンテグジュペリの名言集①~⑰
スイスで文学を学び、絵画の手ほどきも受けた感性豊かなサンテグジュペリの書く文章は、心の琴線に触れる、人間の本質を突く表現が数多く見受けられます。
そんなサンテグジュペリの残した名言の数々を、ご紹介していきましょう。現代の私たちの心に刺さる、超人類的な達観した世界観は、私たちの人生を見直すきっかけともなるでしょう。
なお、こちらでご紹介する日本語は意訳のため、日本で出版されている書籍や他の出典と若干異なることがあるかもしれませんが、ご了承ください。
サンテグジュペリの名言①(心しか見えない)
⭐On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible pour les yeux.
⭐心でしか物事はよく見えない。本質は目に見えないんだよ。
⭐It is only with the heart that one can see rightly; what is essential is invisible to the eye.
(参考名言★心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。)
目に見えないけど確かに存在するもの。それは、愛・勇気・優しさ・思いやりなど、素晴らしく価値のあるものは目に見えないことが多い。
目に見えるものだけでわかったような気になっても、物事の本質は実は目に見えないもののなかにあるのです・・・。
星の王子様の中で、初めて友達になったキツネとの別れの場面でキツネが王子様に言うセリフです。
小さな王子様が何度も繰り返したように、私たちも何度もこの言葉を繰り返してみましょう。繰り返すたびに、深みが増す言葉です。
サンテグジュペリの名言➁(愛に時間をかける)
⭐C’est le temps que tu as perdu pour ta rose qui fait ta rose si importante.
⭐きみがバラのために時間をかけた分だけ、バラはきみにとって大切になる。
手を掛ければ掛けるほど、時間をかければかけるほど、それはあなたにとって大切なものとなります。愛は時間をかけて美しい花へと成長していくのです。
サンテグジュペリの名言③(責任を持つとは)
⭐Etre homme, c'est précisément être responsable. C'est sentir, en posant sa pierre, que l'on contribue à bâtir le monde.
⭐人間であるということは、まさに責任を持つということである。それは一つの石を置いたときに、世界を造っているのだと感じることである。
⭐Being a human is very responsible. That is, when you place a stone, you feel that you are building the world.
仕事においても、勉強においても、もし「こんなこと、いったい何の役に立つんだろう?」と思いながらしていることがあったら、この言葉を思い出しましょう。
あなたの積み重ねるひとつひとつが、世界を造ることに貢献しているのです。だから、あなたの行為には責任があるのです。
サンテグジュペリの名言④
(愛することは) 結婚式のスピーチなどでよく使われる格言
⭐Aimer, ce n'est pas se regarder l'un l'autre, c'est regarder ensemble dans la même direction.
⭐愛すること、それは見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見ることである。
⭐Love does not consist in gazing at each other, but in looking together in the same direction.
恋人たちのあるべき姿や未来を祝福した美しい名言です。恋人や配偶者だけでなく、家族間でも、愛しているなら「自分だけを見ていて欲しい」という要求にかられることはあります。
しかし、サンテグジュペリのように未来の同じ方向を見て共に手を携えて生きてゆきましょう。外に目を向け、共に目標に向けて前進できる関係がいいですね。
サンテグジュペリの名言⑤ (本当の教えについて)
⭐Le véritable enseignement n'est point de te parler mais de te conduire.
⭐本当の教えとは、君に話すことではなく、導くことだ。
⭐The real teaching is not to tell you, but to guide.
正しい方向への導きがあってこそ、初めて「正しいことを教えた」と言えるのです。
また、一方的に話すだけでなく、正しい道を示すことは、相手を心から思いやる気持ちがあってこそです。押し付けでなく、何が相手のためになるのか、よく考えるようにしたいものです。
サンテグジュペリの名言⑥ (人生と夢の関係)
⭐Fais de ta vie un rêve, et d'un rêve, une réalité.
⭐人生を夢にして、夢を現実にしなさい
⭐Dream your life, make your dream a reality
「あなたの夢はなんですか?」と聞かれて、すぐに答えられますか?
「人生を夢にする」とは、サンテグジュペリらしい素敵な言葉です。人生そのものを夢にして、実現するべく努力すれば、きっと夢はかないます。自分の人生は、自分で築きあげるものなのです。
サンテグジュペリの名言⑦ (夢のかなえ方)
⭐On n’est jamais content là où on est.
⭐自分のいるところはいつも不満があるものだ。
⭐I'm always dissatisfied where I am.
今の家は不満だ、家族が不満だ、配偶者が不満だ、仕事が不満だ、上司が不満だ・・・不満は留まることを知りません。
隣の芝は青く見えるもの。離れてみて、初めて自分のいた場所が良かったことに気づくようになっても、遅すぎます。
不満ばかり言う前に、もう一度、自分が今の環境のなかにおいても恵まれているものに目を向け、本当はどれだけ恵まれているのかを確認して感謝してみましょう。
サンテグジュペリの名言⑧ (言葉の使い方)
⭐Le langage est source de malentendus.
⭐言葉は誤解の元。
コミュニケーションに役立つはずの言葉が、実は誤解の原因にもなってしまう・・・。日頃から丁寧にコミュニケーションをはかるようにしないと、期せずして誤解を招くことになりかねません。
言葉は素晴らしく使えばユートピアの元でもあり、悪しく使えば、誤解や崩壊の元になります。
しかし「言葉」がなければどれほど悲しい人類となっていたでしょうか。「言葉そのもの」は神の素晴らしい発明です。
要は、「言葉のコントロール」が大切であり、その上手な使い手となるように誠心努力したいものです。
サンテグジュペリの名言⑨ (人生の解決法)
⭐ It's not something solution to life. Is there a, it's just the power to move forward. Solutions, those that come with later.
⭐人生には解決法なんかないんだ。あるのは、前に進む力だけだ。解決法は、後からついてくるものさ。
いつまでも悩んでいても物事は解決しません。自転車と同じで、積極的に、前に行動することで自然と解決に向かうようになります。
サンテグジュペリの名言⑩ (見返りのない愛を)
⭐True love begins where you no longer want anything in return.
⭐ 本当の愛は、もはや何一つ見返りを望まないところに始まるのだ。
⭐ If you give yourself, you will receive more than you give.
⭐あなた自身を与えれば、与えた以上のものを受け取るだろう。
人間関係において、愛の見返りを求めがちですが、相手に見返りを望まいことから真実の愛は始まります。
真実の愛はギブ&テイクではなくて、ギブ&ギブです。
愛の本当の見返りとして、神の光が、愛を与えたその方の心に流れてきます。神の光が心に流れてくる時「清々しい気持ち、ホットな気持ち」を感じ、真の幸福感を味わうことができるのです。
そのような「本当の愛は見返りを求めない」そして「愛は幸福の卵である」という「愛の教え」は、仏教やキリスト教などの世界宗教に共通するものです。
サンテグジュペリの名言⑪ (幸福とは)
⭐Man is asking substantiality and isn't finding happiness.
⭐人間は充実を求めているのであって、幸福を求めているのではない。
ここでいう幸福とは、見せかけだけの内容のない幸福という意味でしょう。
本当の意味での幸福は、充実した日々の中で生じてくるものです。
充実した毎日は、自分のためだけではなく、何か良いことのために、人のために尽くすなかに生まれてきます。
サンテグジュペリの名言⑫ (目標に計画はあるか)
⭐An unplanned goal is just a wish.
⭐計画のない目標は、ただの願い事にすぎない。
計画のない目標は単なる夢想にしか過ぎません。
今一度、その目標には「志」や「理想」があるのか。そして「実行して実現する」意志とプロセスをチェックしてみましょう。
サンテグジュペリの名言⑬ (地球の歴史について)
⭐ You do not inherit the earth from your ancestors; you borrow it from your children.
⭐地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ。
サンテグジュペリのこの子供というフレーズの奥には、神への信仰が織り込まれているでしょう。
また、もしかしたら、サンテグジュペリと『星の王子様』は、宇宙人?のようなところも感じられるので、「宇宙人から文化を受け継いだものもある」というメッセージが込められているかもしれませんね。
サンテグジュペリの名言⑭ (真実の愛は無限)
⭐True love is endless.
⭐ 真実の愛は無限です。与えれば与えるほど大きくなる。
本当の愛というのは無限であり、相手に与えれば与えるほど大きくなっていく、サンテグジュペリの愛についての悟りが述べられています。
このバッグボーンには、神は無限の愛の存在であるという愛の神への信仰があるでしょう。
サンテグジュペリの名言⑮ (未来の運命について)
⭐As for the future, your task is not to foresee it, but to enable it.
⭐未来とは、予知しようとするものではなく、自分で可能にするもの。
「未来は自分で創っていくものである」という言葉の背後には、「自らの努力次第では、未来の運命を変えることができる」という思想があります。
サンテグジュペリの名言⑯
⭐What saves a man is to take a step. Then another step. It is always the same step, but you have to take it.
⭐救いは一歩踏み出すことだ。さてもう一歩。そしてこの同じ一歩を繰り返すのだ。
もう一歩、熱い情熱と勇気を持って進んでいくことで道が開けていく。熱い励ましの名言です。
サンテグジュペリの名言⑰
⭐Let your dreams eat your life, rather than your life eating your dreams.
⭐人生が夢を食い尽くすよりも、夢に人生を食い尽くさせなさい。
多くの人は子供の頃の夢を諦めてしまいますが、それが人々のお役に立てるような美しい夢ならば決して諦めてはならない。
「夢に人生を食い尽くさせる」とは、その美しい夢を実現するために人生を捧げなさいというメッセージでしょう。
サンテグジュペリを象徴するエピソード
ここではサン=テグジュペリの有名なエピソードをいくつか紹介します。
・・空への憧れ
フランスの貴族の家で生まれたサン=テグジュペリは裕福な暮らしを送ります。
幼少期から自然を愛し、特に空への憧れが強かったようです。自ら志願して飛行隊へと入隊しパイロットにもなっています。
事故を起こして除隊となるまでの2年ほどはこの飛行隊でパイロットとして活躍し、若くして夢を叶えたと言えるでしょう。
空への憧れは相当なものだったようで、除隊後も郵便飛行のパイロットとやはりパイロットの道を選んでいます。
当時のパイロットは今以上に危険な仕事です。ですが空をとても愛しているという気持ちがサン=テグジュペリにパイロットという道を選ばせたのでしょう。
・・「空の仕事と童話作家」の二足の草鞋を履けた理由とは
それではではここで、サンテグジュペリがなぜ、「空の仕事と童話作家」の両方の仕事をすることができたのか考えてみましょう。
意外とそこに、サンテグジュペリを理解するヒントがあるのかもしれません。
「空の仕事と童話作家」、それは一見かけ離れているように思えます。しかし、たとえば「ロマン性」という言葉でくくってみると、その共通項が見えてくるのではないでしょうか。また「神秘性」という言葉はどうでしょうか。
サン=テグジュペリの愛したパイロットとしての夜間飛行は、大空の向こうの「神秘の宇宙」につながるものがあります。
また『星の王子さま』などの童話にはたくさんの「神秘性」が散りばめられています。その神秘性が、世界中の子供や大人をも魅了してきたキーワードとなっていると思われます。
さらに加えるならば、サンテグジュペリの世界には、「目に見えないもの」がとても強調されているように、実は、彼は本当に「異世界との交流やUFOとの遭遇」を経験・実体験していたのかもしれません。
「空の仕事と童話作家」という表現になって現れていますが、サンテグジュペリの人生そのものが大変ミステリアスな人生となっています。
・・ファンが彼の命を奪う結果に?
サンテグジュペリは偵察飛行中に消息を絶ち亡くなったとされていました。
前述したように、詳しいことはわかっていなかったのですが、2004年に彼が乗っていたとされる偵察機が見つかります。
そして2008年にはドイツ軍のパイロットだった人物が、彼の飛行機を撃墜したのは私だと発表します。
そのパイロットはサンテグジュペリの作品のファンだったそうで、本当にそれが事実だとしたら、なんとも悲しくともドラマチックな結末でしょう。
しかしサンテグジュペリ自体は、そんなことは過ぎたこととして心とらわれずに、今もなお美しいものと真理を追いかけて宇宙飛行しているかもしれませんね。
辛い時、落ち込んだ時、そっと優しく支えてくれる愛の名言に感謝!
サンテグジュペリは飛行機パイロットとして活躍する一方、小説の執筆にも励みたくさんの名作を残しました。
日本でも有名な星の王子さまを中心に、受賞歴もあり作家としても優れた才能を発揮しました。そして二つの夢を追い、その両方を融合する形で、見事に叶えています。
その力強さの中にも優しさと意志の強さを感じられる名言の数々は、21世紀を生きる私たちの心を揺さぶります。
そして読む人ひとりひとりの心に寄り添うサンテグジュペリの言葉は、私たちが忘れていたけども、本当はとても大切なものを思い出させてくれます。また、真実の愛とは何なのか、人間の幸福とは何なのかを教えてくれます。
人生に支えが欲しい時、転機と思う時、愛の優しさに包まれながら人生の真実を説く、星の王子様・サンテグジュペリの名言の数々を読み返してみましょう。
【名言&書籍ご案内】
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